政治ジャーナリストの田崎史郎氏(72)が6日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」(月~木曜午後3時30分)にゲスト出演。昨年7月の参院選での初当選後、1度も国会に登院せず「議場での陳謝」の懲罰を科されたNHK党のガーシー議員について「帰国しないんじゃないだろうか」と独自の取材に基づく見解を示した。

ガーシー議員は昨年7月の参院選で初当選後、アラブ首長国連邦(UAE)に滞在し1度も登院しておらず、参議院は4つある懲罰処分のうち3番目に重い「議場での陳謝」を科した。

これに対しガーシー議員は先月27日に、秘書を通じて「本会議に出席し、陳謝文を朗読する」と回答。8日の本会議で陳謝文の読み上げが予定されている。これについて田崎氏は「参議院議員の幹部を取材すると、帰国しないんじゃないだろうかとみる人が多い」との見解を示した。

その理由について「ガーシー議員に対して警視庁が『帰国されたならば、事情聴取をお願いしたい』と言ったのではないか」と推測。今年1月、警視庁がガーシー議員の関係先を常習的な脅迫と名誉毀損(きそん)の疑いで家宅捜索していることを挙げ、国会開会中の不逮捕特権はあるものの、所属議員の証人や議院運営委員会の了解が取れれば逮捕もあり得ると言及した。

さらに辛坊キャスターが、国会開会中の不逮捕特権がある間に、逮捕を免れるため再び海外へ出国するのではないかとの疑問をぶつけたところ、田崎氏は「国会議員は、国会開会中に海外へ出るときは院の許可が必要」と指摘。「(許可を取らずに出国すると)また除名の話が出てくる。除名になると不逮捕特権はなくなる」と解説。これに辛坊キャスターは「私なら帰らないですね」と苦笑しながら感想を述べた。