俳優伊藤健太郎(25)が19日、映画「静かなるドン」(山口健人監督・脚本、5月12日前編、5月19日後編公開)の完成報告会見に出席した。
全108巻、累計発行部数4500万部超えの同名人気漫画原作で、暴力団の跡取り息子ながら普段は普通のサラリーマンとして働く主人公とその周囲の人間模様を描く。伊藤は「、すごく気合を入れて現場に向かいました」と振り返り、2つの顔を持つ主人公の演じ分けについては「別の作品にインするくらいの気持ちでいきました。一番意識したのは姿勢。ビジュアルとしてのギャップがあればあるほど面白いんじゃないかなと思って。あとは昼の(主人公の)静也を演じる時はテンションMAXでやらせていただきました」と振り返った。
共演には総合プロデュースも務めた本宮泰風(51)や寺島進(59)らが脇を固め、主人公に恋をするヒロイン役には筧美和子(29)が抜てきされた。本宮は「作中では静也の教育係をしているのですが、プライベートでは伊藤健太郎の教育係をしようと思います」とあいさつ。伊藤も笑顔で反応した。本宮は「日本統一」シリーズ出演など任侠(にんきょう)作品の経験は豊富。伊藤については「まずどういう俳優なのかから始まって、役者としてのセンスが素晴らしいことにまずびっくりして。それをどう生かしていくのかがこの作品のテーマでもありました。それがうまいこと映像にも出ていると思うので。僕も仕上がりを楽しみにしているところです」と語った。
「静かなるドン」はすでに2度の映画化をはじめ、ドラマ、舞台化もされている作品。今回は令和のエッセンスも取り入れ、設定を現代風に変更した部分もある。主人公が働く会社も原作の下着メーカーからおしゃれなデザイン会社に変わっており、本宮は「下着メーカーの部分は作品の持ち味であったので、そこを変えるのも冒険ではありました。そこは伊藤健太郎の芝居でナチュラルにやってくれたので、違和感なく見られると思います」と自信を込めた。
会見には筧も出席した。父が「日本統一」シリーズの大ファンで本宮との共演を喜んでいたといい「本宮さんから公式グッズをプレゼントしていただいて。日本統一Tシャツを毎日着ています」と笑顔で報告していた。



