フジテレビ伊藤利尋アナ(50)が3日放送のNHK総合テレビ「アナテレビ」(午後7時半)に局の垣根を越えて出演した。
番組の企画でアナウンサーによる名場面が特集された。プロレス、F1の実況中継で知られる元テレビ朝日の古舘伊知郎の伝説について語った。
伊藤は古舘がF1を実況したあとの世代。当時、F1の狭い実況ブースの中には模造紙が貼ってあったという。伊藤は「古舘さんの伝説はたくさんあって。模造紙を貼って、自分の使いたいフレーズが書いてあって。『自慢する、そのスピードが命取り』って言うわけですよ」と語った。使ったフレーズは1個ずつ消していくという。「それを聞いて、だいぶ後輩ですけど、(古舘に)かなわないと思ったんですよ。制作も古舘さんみたいに頑張ってよってF1班にはあって。言葉で盛り上げてやってみようと思ったけど、とてもとても正直、できないと思った」と話した。
MCを加藤浩次が務め、ゲストには元フジテレビアナウンサーの露木茂(82)が登場。ホスト局のNHKからは高瀬耕造アナ(47)、民放からはテレビ朝日の大下容子アナ(52)、フジテレビ伊藤アナ、TBS安住紳一郎アナ(49)、テレビ東京の松丸友紀アナ(41)、日本テレビ水卜麻美アナ(36)が参加した。
「アナテレビ」は普段は局の看板を背負う“ライバル”たちが、NHK・民放の垣根を越えて語り合い、アナウンサーがアナウンサーについて語る企画。テレビ放送が始まって70年。時代の伝え手であるアナウンサーは、それぞれの現場で何を思い、どう言葉を紡いできたのか。そして、テレビをとりまく環境が大きく変わる中、アナウンサーに求められる役割はこれからどうなっていくのか…。「アナウンサーとはいったい何者か」、この問いに向き合う82分。



