米歌手マドンナ(65)が、昨夏に深刻な感染症で緊急搬送された際に昏睡(こんすい)状態に陥り、「臨死体験をした」と語った。4日に米ロサンゼルスのキア・フォーラムで行われたコンサートで、ファンに向けて自ら臨死体験について語ったと、米バラエティ誌が報じた。
「昨夏、私にはサプライズがあった。臨死体験と呼ばれるもので、冗談抜きにかなり怖かった。私は誘発性昏睡状態にあったので、4日間何も分からなかった。でも、目覚めた時に、私が言った最初の言葉は”ノー”だった。私のアシスタントがそう教えてくれた」とマドンナ。その時の体験について、「神が”私たちと一緒に行きませんか?”と私に尋ねたに違いない」と話し、「私は”ノー、ノー、ノー!”と答えた」と明かした。その後も、「いつ起き上がれるのか、いつ本来の自分に戻れるのか、いつ元気になるのか分からなかった」と当時を振り返った。
また、マドンナはこの日、観客席にいた医師デビッド・エイガス博士が、回復期間中ずっと自身の世話をしてくれたことに感謝の意も評したという。マドンナによると、ベッドから起き上がってトイレに行くこともできなかった時、1日おきに電話をして「いつになったら元気になるのか?」「いつツアー復帰ができるのか?」と質問攻めにしていたといい、「太陽の下に行きなさい」とだけ言われたと話した。
マドンナは以前の公演でも、ファンに「自分が生きていることはおろか、パフォーマンスできるのは奇跡」と話していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)



