韓国で人気の音楽ジャンル、トロット(韓国演歌)をテーマにした音楽バラエティー「トロット・ガールズ・ジャパン 日韓歌王決定戦」(WOWOWは16、23日午後9時、ABEMAは16、23、30日午後9時から配信)の制作発表が14日、都内で行われた。
オーディションで選ばれた、日韓7人ずつの代表が、国の名誉をかけてバトルを繰り広げる。この日は、日本代表から6人、歌心りえ(50)かのうみゆ(24)住田愛子(16)natsuco(33)福田未来(29)MAKOTOが出席した。
韓国ではすでに放送が始まっており、東方神起、少女時代などを手がけたチョン・チャンファンプロデューサーは「2回放送されて、11・9%を記録して、最終回は20%を超えるんじゃないかと言われている。韓国では全国の方が知っている番組で、うれしいし、ビックリした。韓国の出演者と違う魅力を日本代表の皆さんは持っているので、韓国でも有名になり始めている。1カ月後には空港でセキュリティーが必要になるんじゃないか」と話した。
オーディションの「トロットガールズジャパン」で優勝した福田は「韓国での番組収録は初めてでしたが、お客さんの熱量がすごく伝わってきた。素晴らしいところにいることを実感できた。観光のレッスンで“引き算”を教えてもらって、曲が立体的になって抑揚が付きました。成長したなと思います」。K-POPアイドルにあこがれて、韓国で練習生として5年の経験を持つMAKOTOは「自分が思っていた以上に熱量がすごい」と話した。
歌心は、韓国の歌手について「安定感は言うまでもない。ウイスパーからダイナミックボイスへの持って行き方は震えるくらい。パワフルさと繊細さを、皆さん兼ね備えている。私自身は、おこがましくて日本代表なんて言えません」。IT企業に勤務して人事部長でもあるnatsucoは「韓国の歌手の皆さんは、歌い手として素晴らしい。トロット歌手としてのプライド、こういう表現をしたいとはっきりしている。お客さんの巻き込み方など、ハッとさせられる方ばかり。今回はためにためた有給休暇で、3週間観光に滞在しました。朝に『今から仕事始めます』と、上司に連絡しなくていいんだ、と(笑い)。自由に音楽に没頭出来るのは、すごく幸せでした」と話した。
観客の反応について住田は「韓国の番組だからアウェー感があるんじゃないかと覚悟してたけど、声を出してくれるお客さんがいてリラックスして歌えた」。女優としても活動する、かのうは「日本人が出ても声援がマックスすごい。ステージに上がった瞬間、メチャクチャテンション上がって、逆に勇気をもらいました。励みになってパフォーマンスがいい感じになったと思います」と話した。
6月30日には、東京・大手町三井ホールでコンサート「トロット・ガールズ・ジャパン・2024」を開く。
チャンファンプロデューサーは「3年位前に、ある日起きたら神様の声で、日本でオーデョションをやってみたらどうだという声が聞こえた。韓国の1O1の日本版をJO1でやったことがあります。韓国のフォーマットを、日本に持って来たわけです。今回は韓国の番組のオーディションだけど、日韓同時にやったのは初めて。トロットは演歌から来ている。昔は日本文化が、そのまま韓国に入ってきたけど、1950年代以降は違う方行に行った。日本は海外の文化を自由に取り入れられたけど、韓国は60、70年代はダメだったので、音楽ジャンルが狭かった。トロットは、いろいろな音楽のジャンルが混じっている。そのトロットが、また日本に来るのは面白い。スタートは日本で韓国に来て、それが日本に戻ってきた。一緒にこういう音楽ができるのは、世界でも日本と韓国だけじゃないかと思う」と話した。
都倉俊一文化庁長官(75)は「日本の歌謡曲と監督のと六ロガ共演する歌番組が放送されることを、心からお祝いいたします。この番組がきっかけに、歌による日韓両国の文化交流が大きく成長していくことを記念しています」とメッセージを寄せている。



