DOMOTOの堂本光一(46)が11日、横浜アリーナで4年ぶりとなるソロライブツアー「KOICHI DOMOTO LIVE TOUR 2025 RAISE」神奈川公演初日を迎えた。最新アルバム「RAISE」のリード曲「The beginning of the world」などアンコール含め全28曲を披露した。
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おなじみの赤一色。かぶったフードを脱いだ堂本が、1万5000人が染め上げた会場を見上げた。熱量に応えるように「ようこそいらっしゃいました! 今日は最高の夜にしましょう」。ささやき、夢の世界にいざなった。
生バンド、ダンサー、洗練されたエンターテインメントショーが続いた。「ホテル・ミラージュ」では赤いジャケット姿でダンサーをバックに華麗なショータイム。最後のソロライブは約4年前。コロナ禍だった当時は座席数、声出しともに制限された。その歯がゆさを昇華するように、当時のライブでも歌唱した「Time to go」を今回も歌い上げ、終盤には13年前のツアーでも行った「浮き橋」の演出を再現。会場中央15メートルの高さから隅々の観客に歌声を届けた。
1人きりでも、らしさは健在。歌詞覚えが苦手なことで知られ、プロンプターはステージ前方だけで7台設置。おなじみの長尺MCは、1人でしゃべり続けること最大25分間。会場には自身と同年代のファンも多く「見渡す限り…」と年齢層を軽快にイジる一幕も。「良いんですか? (timelesz)寺西(拓人)君じゃなくて」と笑わせ、トークでもファンの心をくすぐった。
デビュー28周年記念日の今年7月21日には、グループ名をデビュー時から親しんだ「KinKi Kids」から「DOMOTO」への変更を発表。新たな節目を迎えたばかりだ。この日は約2時間超のステージを全身全霊で終え、「夢の空間だったでしょう?」といとおしげに目を細めた。「何年後になるか分かりませんけど…僕次第か(笑い)。またお会いしましょう!」。進化の続く、新章を描いていく。【望月千草】



