歌手森山良子(77)が25日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜午後2時28分=関西地区)に出演。歌手デビューした経緯について明かした。
森山といえば、19歳だった1967年(昭42)に「この広い野原いっぱい」でデビュー。フォークソングで人気を博したが、「小さい時からジャズシンガーになりたいって思っていたんです」と言い、フォークソングには興味を持たなかったという。
しかし、中学、高校時代にフォークソングがブームになっていた。
「興味なかったのに、ある日校庭で、上の学校の先輩の黒澤久雄ちゃんって…黒澤(明)監督のご子息なんですけどね。学校では超憧れだったんです。フォークバンドやってて。彼が私目指して、バーッてアルバムを持ってきたんですよ」
フォークソングのアルバムを渡され、「(曲を)覚えたら俺に電話しろって言われた」と、後に歌手で俳優となる黒澤久雄に、フォークを歌うように言われたという。
「そこから嫌だ、嫌だって言いながらも、みんなといると楽しいですからね。毎晩、黒澤家に行って練習するんですけれども。そうすると黒澤監督が見てるんです。『もうちょっと体揺らしたほうがいいよ』とか、『良子の声は俺の部屋まで筒抜けでよく聞こえたよ』とかね…」と回顧。
NON STYLEの石田明(45)は「話だけ聞いたら、最終オーディションですよ、完全に。すごい状況」と、豪華な顔ぶれとのエピソードに驚いた。
その後は、「レコード会社からいろいろオファーをいただいて。『私はフォークシンガーになるつもりはありませんから』って逃げてたんですけど、『ジャズを歌わせてあげるから、フォークもやりなさい』みたいな感じだったんです。大人の甘い言葉につられて…」と、フォーク歌手としてデビューすることに。
「でもほとんどジャズはやらせてもらえなかったんです。ただ、それが結果的には良かったと思います」と振り返っていた。



