中村勘九郎(43)中村七之助(42)が30日、都内で、巡業公演「春暁歌舞伎特別公演2026」(26年3月7~25日、全国11カ所)の合同取材会を行った。
05年に始まった巡業は22年に47都道府県での実施を達成し、24年に20年目を迎えた。勘九郎は「この特別公演を始めて22年目になります。この公演をきっかけに歌舞伎座や御園座、松竹座、博多座に足を運んでくれるお客さまが大変多くてですね。歌舞伎初心者の方たちにとても受け入れやすい公演になっていることが、続けてきた意味なんじゃないかなと思います」と話した。
演目はトークコーナー、「艶紅曙接拙 紅翫」と勘九郎、七之助、中村鶴松による「墨塗女」。能狂言の「墨塗」を題材にした「墨塗女」は、歌舞伎役者が勤めたのは昭和23年が最後とされ「77年ぶりくらい。誰も見てないと思うので、全国にお届けするのが今から楽しみでございます」と心待ちにした。
特別公演での3人だけでの演目は15年以来となる。七之助も「墨塗女」について「僕も生で見たことはもちろんございません。締めにぴったりな作品ですし、初めて歌舞伎をご覧いただくお客さまにとても分かりやすいお話。女のしたたかさであったり、滑稽さを描くような、シンプルな作品ですので、気楽に肩の力を抜いて見ていただけると思います」と話した。
3月7日の東京・府中の森芸術劇場から同25日のリンクステーションホール青森まで、全国11カ所を回る。勘九郎は「各地のサウナ施設に寄るのが楽しみの1つですね。北九州、小倉は中村座でもおじゃましている都市ですし、お友達もたくさんいるところなので、違う形でこうやって芝居を持って行けるのも楽しみ」。七之助は「まさしく同じでサウナを楽しみにしております。あとは各地のおいしいご飯だったり、昼夜の間で散歩に出かけたりするのでそれも楽しみです」と話した。



