来年、デビュー45周年イヤーに突入するラウドネスが28日、東京・EXシアター六本木で、LOUDNESS 45th Anniversary Tour 2025-2026 Chapter 1 "THE BIRTHDAY EVE"東京公演初日を行った。

同ツアーは、原点回帰と進化をテーマに、08年11月に肝細胞がんで亡くなったオリジナルメンバー樋口宗孝さんの追悼も兼ねたスペシャルライブに位置付けられている。

アルバム「SUNBURST~我武者羅」のアートワークをステージバックに掲げた。SEのRising Sunが流れるとファンは拍手とともに総立ち。鈴木政行(53)のドラムから始まるオープニングナンバーは「大和魂」。山下昌良(64)のベースソロから高崎晃(64)のライトハンド奏法ギターソロへ。ラウドネスらしさを爆音でファンにぶつけ、「OEOEO」へとつなげた。

二井原実(65)は「ラウドネスです、です、です、です!」とファンにあいさつ。満員の会場に「暮れの忙しい時に、こんなに集まってくれてありがとう!」と感謝。そんなファンの熱気に「過呼吸になって、死にそうになった。途中でぶっ倒れるかもしれない!」とすると、「その際はみんなが大きな声で、喉をからして帰ってください! 今年のいろんなことを全部ぶっ飛ばして、今日はすかっとして帰ってください!」と呼びかけた。

この日はアルバム「RISE TO GLORY-8188-」収録の「I'M STILL ALIVE」やアルバム「THE EVERLASTING-魂宗久遠-」収録の「HIT THE RAIL」、樋口さんが好きだったというアルバム「BREAKING THE TABOO」収録曲「THE LOVE OF MY LIFE」など、2000年の再集結以降の曲を主体に構成。二井原は「結構マニアックな曲で、歌詞を間違えたらあかん」とし、忘れた時は「みんなの口を参考にするから、うそは歌わんといてな!」。

また、2000年以降のアルバムを聞き直すと「知らない曲がいっぱいあった」と告白。だが、「どれもかっこいい曲ばかりなので、2000年以降の曲でツアーもいいよね!」と話すと、客席は大歓声。

だが、高崎は「みんな嫌いやろう? 俺は好きだけど」とポツリ。二井原は「25年の締めくくりに…」とすると、「嫌いじゃないよね!」とアピール。ファンも大歓声で答えた。

昨年末は二井原の喉の不調で、ライブ当日に中止を発表する事態も。その後の公演も、いくつかをキャンセルした。今年は「大阪、名古屋はリベンジしてきた」とし、健在をアピールした。

ステージバックが旭日旗のバンドロゴに変わった本編ラスト3曲は85年1月、同バンドが米・アトランティック・レコードと契約し、本格的に米進出を果たしたアルバム「THUNDER IN THE EAST」からの「HEAVY CHAIN」「LIKE HELL」「CRAZY NIGHT」で畳みかけた。

アンコールではバンド代表曲「IN THE MIRROR」「CRAZY DOCTOR」と続け、「来年も一緒にロックしましょう! 一緒に汗流しましょう!」からの「S.D.I」で締めた。

29日公演は、別構成での開催となる。二井原の「明日も来る人は?」に会場の大半が手をあげていたが、果たしてどんな演出が…。