欧州を代表する女優・歌手で、動物愛護家として活動したフランスの俳優ブリジット・バルドーさんが28日、亡くなった。91歳だった。ブリジット・バルドー財団が発表した声明を受けて、同国の複数メディアが報じた。亡くなった場所、日時は非公表だという。

バルドーさんは15歳でモデルとして活動を始め、女優に転じ、56年のフランス映画「素直な悪女」に主演。全裸で日光浴をするシーンが話題を呼んだ。頭文字からとった愛称「BB(ベベ)」で、同時期に米ハリウッドで活躍していたマリリン・モンローさんと並び、世界のセックスシンボルとして絶大な人気を得た。「素直な悪女」のロジェ・バディム監督と18歳で結婚も、22歳で公開された同作の撮影中に、共演したジャン=ルイ・トランティニャンと不倫し、離婚するなど奔放な恋愛遍歴も世界のメディアを騒がせた。

フランスの世界的巨匠ジャンリュック・ゴダール監督の「軽蔑」(63年)など、約50本の映画に出演も、73年に俳優業を引退。後年はアザラシ猟に反対するなど動物愛護に専念し「私は美しさと若さを男性に与え、動物に知恵と経験を与える」との名言で話題を呼んだ。