俳優高橋一生(45)が10日、都内で主演映画「脛擦りの森」(渡辺一貴監督)公開初日舞台あいさつに登壇した。
岡山に伝承される妖怪「すねこすり」をモチーフに描く、美しくも残酷な愛の物語。高橋は謎の男役で出演し、特殊メークを施すなど、奇妙な役柄を好演した。「特殊メークは朝の2時起きで4時間メークして、6時出発みたいな感じだった」と苦労を明かした。
妖怪好きを公言しており、過去に出演した番組で「すねこすりが好き」と発言したことを渡辺監督が知り、オファーに至ったという。「(発言したことは)はっきり覚えています」と笑みを浮かべ、「人を転ばせる存在の存在意義が謎で、理由を想像できる余白がある妖怪。いろいろ考えると気になって仕方がなかった」とすねこすりが好きな理由を熱弁した。
さらに、この日は妖怪に関する新聞記事などを集めた通称「湯本鈍器」と呼ばれる怪異集成を出版している民俗学者の湯本豪一氏と対面が実現。「湯本さんからお話ししたいとおっしゃってくださった」と、熱く妖怪について語り合ったと明かし「人生で5本の指に入るくらい緊張した。子どもの頃から好きだったすねこすりの話を湯本さんとできてうれしかった。今日は多分眠れない」と笑いを誘っていた。



