東映は24日、21日に設立を発表したゲーム事業ブランド「東映ゲームズ」初のパブリッシングタイトルとなる3作品を発表した。
東映は設立発表段階で、PCゲーム領域に挑戦するとし、世界最大のPCゲームプラットフォーム「Steam」で展開すると明らかにした。その後は、Nintendo SwitchやPlayStation、Xboxといった家庭用ゲーム機への展開も予定していると説明した。
さらに「目指すのは、ゲームを起点とした、世界を熱狂させる新しいIPの創出です」と説明。初期作品ラインアップは「東映の既存IPを使ったゲームではなく、国内外の才能あるクリエーターによる、全く新しいゲームタイトルとなります」と、同社の既存のキャラクターを使ったゲームではなく「全てが完全新規のオリジナル作品」を打ち出すとした。
パブリッシングタイトルとなる3作品は、以下の通り。
◆『KILLA』 戦災で孤児院を焼かれ、荒野をさまよっていた孤独な少女ヴァルハラ。彼女に「生」の光を分け与え、家族以上の絆で結ばれた師匠が惨殺された。死の際、残した言葉はただ1つ--「ラを殺せ」。やがてヴァルハラが導かれた不思議な島で、あらゆる願いをかなえる「ティーパーティー」が幕を開ける。集ったのは、その名に「ラ」を持つ九人の容疑者。悪夢のようなダークで幻想的な人形劇の世界を舞台にした推理アドベンチャー『KILLA』。プレーヤーは「共鳴」の能力で容疑者の記憶へ潜入し、夢の断片を組み合わせて真実を編み上げねばならない。果たして、師匠を殺した「ラ」は誰か。美しくも残酷な舞台の幕が今、上がる。
◆『HINO』 暗闇が支配する世界で、少女は目覚める。廃虚となった保育園で目を覚ました少女、ヒノ。力なく倒れていた彼女に活力を与えたのは、一本の「電球つえ」だった。目の前に現れた正体不明の怪物達たち。カフェオレ缶を欲しがる奇妙な相棒「もにもにスケルトン」。二人は安息の地を求め、暗闇の中へと歩み出す。この暗闇世界に果てはあるのか。はびこるる怪物達の世界を進み、ヒノと、もにもにスケルトンは自分たちの正体へと近づく。原作とは異なる、もうひとつの「ストーリー」が紡ぐ衝撃の真相。すべての謎は、暗闇の先であなたを待っている。
◆『DEBUG NEPHEMEE』 この世界は「バグ」と呼ばれる異変にむしばまれてしまった。住んでいるのは、ネフェミーという生きものたち。持って生まれた使命、なくしてしまった記憶、大切なともだち--相手を深く知ることで攻撃できる戦闘システムで、世界とネフェミーを『デバッグ』する旅に出よう!
21日に設立を発表した際、東映は「1951年の創業以来、東映株式会社は映画・テレビ・アニメーションなどの多角的なメディアを通じ、数多くの『ものがたり』を世界へ届けてまいりました」と、社の歴史を説明。その上で「2026年。創立75周年という節目に、新たな挑戦として、ゲーム事業ブランド『東映ゲームズ』を立ち上げました」としていた。24日には、改めて「東映は、映画・ドラマ・舞台など、創立から75年の長きに渡ってさまざまな『ものがたり』を紡いできました。そんな『ものがたり』が息づく作品を、今度はゲームという形で、東映ゲームズよりお届けして参ります。ここで言う『ものがたり』とは、単に筋書きとしてのストーリーだけを指す言葉ではありません。魅力的なキャラクターや圧倒的な世界観。そのいずれかが強烈に際立っているものもまた『ものがたり』であると定義しています」と説明した。



