52年のキャリアを持つベテラン歌手水奈月順子(75)が25日、東京・練馬文化センターで行われた音楽祭「夏祭り 唄まつり 2026」(日本歌手協会主催)の会場入りの際に階段で転倒して右腕上腕部を骨折した。
ステージには車いすで登場。歌唱前に司会の合田道人が「救急車を呼ぼうかという話になったのですが、ご本人が『絶対に歌う』と言って。今日のために着物を新調したそうですが(着ることはできません)」。「歌えますか」との問いかけに「頑張ります」とキッパリと返事をして、新曲「ゆめ華火」を歌唱した。
けがの痛みに耐えながらの堂々とした歌唱に、会場からは何度も大きな拍手が送られた。
歌唱後、合田は「昭和40年代から歌っている水奈月さん。久々の新曲ですが、今日は曲がヒットをする前に厄落としをしたのかも。皆さん応援をしてください。そして1日も早いご回復を」と呼びかけた。
一緒に司会をした大江裕は「『頑張るぞ』という気持ちが伝わってきました」とエールを送った。
その後、水奈月は日刊スポーツの取材に「今日はせっかくのお客さまなのでどうしても歌わせていただきたかった。明日26日に病院に行きます」と話した。6月21日に誕生日を迎えたばかり。その4日後の人生初の骨折だった。
水奈月は74年に「おんなの星」でデビュー。「年上女房」「夫婦花道」などで知られる。



