俳優の石原良純が29日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。20日に老衰のため91歳で死去した美輪明宏さんを偲んだ。

美輪さんは1935年長崎市生まれ。終戦の1945年8月9日、長崎市内の自宅で、米軍が投下した原子爆弾で被爆した。良純は「僕はあのまあテレビ番組なんかでは何度かもうご一緒させていただいた」と懐かしみ「やっぱりあの美輪さん自体は、いわゆる戦争が終わって、新しい時代を迎えた。それこそ石原慎太郎だったり、三島由紀夫だったり、新しい形で登場して」と、父石原慎太郎や、三島由紀夫の名前を挙げながら、語った。「美しい男性でありながら、歌手、シャンソン歌手で高度成長期を、こうずっと世の中を過ごしている中で、やっぱり自分ですごく疑問があったんでしょうね。その忘れちゃっていいんだろうかっていう。あの自分が生きた子供のころかな。10歳だから。終戦で。だからそれを忘れないっていう、なんか思いと、その世の中がずっと進んでいく。なんかこう両方を見られて。こういう思いで歌われてたのかななんて」と、被爆と、戦中戦後の世の中の変化を噛みしめながら表現を続けてきた美輪さんの人生に思いを寄せた。

良純の父、石原慎太郎は終戦時12歳。三島由紀夫は終戦時20歳。戦中、戦後の日本の人々の考え方や社会の変化にそれぞれの思いを抱き、それぞれの表現を残した。