フリーアナウンサー羽鳥慎一が29日、MCを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。20日に老衰のため91歳で死去した美輪明宏さんを偲んだ。

美輪さんは1935年長崎市生まれ。終戦の1945年8月9日、長崎市内の自宅で、米軍が投下した原子爆弾で被爆した。シャンソン歌手、俳優として平和を訴え続け、公開された最期のメッセージも「こんな世の中を生き抜く武器は愛の言葉しかありません この世のすべての問題を解く鍵は愛です 愛があれば戦争なんか起こりません 美輪明宏」と記されている。

羽鳥は「私20年以上前にバラエティーで一緒にレギュラーでやらせていただいた時期があって、やっぱりその時もすごくですね。ご自身の経験を踏まえて、平和については熱く強く語られる方だなと思った」と共演当時をしのんだ。「同時にあの優しくてすごい面白い人だなっていう明るい人だなっていう印象があって。で。なかなか見せる機会もないのでちょっと見せようと思って」と言いつつ「美輪さんに名刺もらって。キンキラキンの」と、金色に黒く「美輪明宏」とある名刺を披露。「『あなたこれ、1枚1万円するのよ』って。『本当ですか』って言いながらもらって。多分1万円してないと思うんですけど」などと笑わせた。羽鳥はこの名刺を大切にしており「でもお守りで二十年以上もうお財布に入ってて。美輪さんにずっと持ってますよって、いうのをね。ちょっとお伝えしたいなと」と語った。また、美輪さんの顔が開運や魔除け、金運のお守りとして流行した時期のことを振り返り「一時期美輪さんの顔を携帯の待ち受けにすると、魔除けになるっていう言われた時期があって、それもなんか笑いながら『なんか世の中で私の顔を勝手に魔除けにしちゃって』って笑いながら、それもなんか流してくれるというか。戦争についてすごい熱いメッセージを言う人であると同時に、すごくなんかこう(こちらのレベルに)降りてきてくれるというか。優しい人だったなっていうのが私の印象ですかね」と、美輪さんの人柄をしのんだ。

羽鳥は、カメラに向かって「あのこれからも私はこの名刺は財布の中に入れ続けますんで、美輪さん、今後もよろしくお願いします」と、美輪さんに語りかけていた。

【まとめ】美輪明宏さん「愛」遺し逝く 木村拓哉、市川團十郎ら芸能界から悼む声