俳優の水谷豊(73)が、6日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」(月曜午後9時)に出演。自身の引退を引き留めた俳優を明かした。
水谷は13歳で子役デビュー。38歳で娘の女優趣里が誕生するまで俳優として生きていく決意ができなかったといい「そこまでは自分に向いている世界が他にあると思ってた」と告白した。進行役の上田晋也が「アルバイトに近いような感じだったんですか?」と当時の心境を尋ねると、「ずっとそうですね。どっかで」と振り返った。
また「もっと向いてる世界があるはずだと。これでやめようと思っていたところに『傷だらけの天使』の話が来たんですね」と回想。1974年(昭49)放送の日本テレビ系ドラマ「傷だらけの天使」が転機になったといい「ショーケンさんが僕を推薦してくれた」と主演の萩原健一に感謝した。
水谷はドラマ「太陽にほえろ!」の第1話で犯人役を演じており、同作で萩原と共演。「『太陽にほえろ!』でご一緒してた。『傷だらけの天使』をやったら、もうこの世界を1回やめようと」と決めていたものの、萩原演じる主人公を「アニキ」と慕う弟分の役どころが大当たり。「『アニキ』って言うのをみんながだんだんまねしたくなってきて」と反響を振り返った。
水谷は「最初は視聴率も悪くて、『こんなひどいドラマ』って言われてたんです、子どもたちの親からは。ワースト俳優のベスト3にいつも僕とショーケンさんが入ってて。見せたくない俳優って」と苦笑い。一方で若年層への人気は抜群で「車で走ってると暴走族が付いてきたりしてましたよ。『アニキ~!』って」と笑っていた。



