11人組男性グループ、INIが17日、5周年イヤーを飾る初の東阪ドームツアーの東京公演を東京ドームで行った。前日と合わせて約10万人を動員し、雨天が続く首都の曇り空を会場の熱気で一気に吹き飛ばした
30人のダンサーを従えた妖艶(ようえん)で圧倒的なパフォーマンスの「Non-Stop」で幕開け。5万人のMINI(ファンの総称)が総立ちで見守る中、「行くぞ、東京ドーム」「愛してるぜっ」などと何度もあおった。
今年4月から腰痛で活動を制限していた田島将吾(27)が約5カ月ぶりにステージに復帰。変わらぬキレキレのダンスを披露した。「久しぶり。信じて待っていてくれてありがとう。俺から目を離さないで」。リーダー木村柾哉(28)も「見渡す限りのMINIが来てくれて、言葉にならないほどめちゃくちゃうれしい」と感謝。佐野雄大(25)が感激のあまりに号泣するハプニングもあった。
11人での久しぶりの“完全体”のステージに特別な演出を用意した。アリーナに全長164メートルの巨大なV字形ステージを設置。声援を送る全方位のMINIとの“接近遭遇”をメンバーは何度も楽しんだ。16日に発売したCD「ANTHEM」の収録曲「SUPER NOSTALGIC」を初披露し、「君がくれたもの」などの四つに分かれたユニット曲でも盛り上げた。
昨年に「THE WINTER MAGIC」がビルボードジャパンの年間チャートで1位を獲得するなど着実に実力を蓄えてきた。人気も会場を埋める満員のMINIが証明ずみだ。初めてだった東京ドームの単独公演を成功させ、メモリアルイヤーのスタートを11人で華々しく飾った。【松本久】



