元テレビ朝日社員の玉川徹氏は1日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前)に生出演。百貨店大手そごう・西武の西武渋谷店(東京都渋谷区)が、9月30日をもって営業を終了し58年にわたる店の歴史に幕を閉じたことをめぐり、百貨店の今後について持論を口にした。
この日の放送では、30日夜、渋谷西武前に集まった多くの買い物客が携帯電話のカメラを向けて閉店を惜しむ様子や、かつて渋谷の若者文化を引っ張った西武グループの一角として、渋谷の街を代表する存在だった同店の歴史をひもといた。一方で、渋谷では東急百貨店が閉店となるなど、時代の流れとともに百貨店の存在意義も変わり始めている。
番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一から「渋谷がどんどん変わっていきます」と話しかけられた玉川氏は「渋谷というより、百貨店という業態が変わっていかざるを得ないんだろうなと思います」と応じた。
「地方なんかは百貨店がどんどん閉店しているんですが、渋谷でもその傾向は同じなんだろうなと」と応じ、「百貨店というのは何かというと、そのお店にいくといろんなものがワンストップで買えますよというのがよかった。スーパーマーケットよりはちょっと高級で。でもある意味では、ちょっと中途半端な存在になったのかもしれない」と口にした。
「若い人は、いろんな所で、自分のほしいものを多様化している。あまり高級なものよりは、自分に合うものを買う感じになっている」とした上で、「百貨店が残るとしたら、もう富裕層向けしかないんじゃないかと」とも指摘。「富裕層として、その店で買うということになると、土地のイメージというか、街のイメージが重要になってくる。渋谷はやっぱり、若者の街ですから、富裕層が街として、高級なモノを買おうと思ったら、銀座の百貨店は残るんじゃないかなと思いますが、もっと富裕層側に寄せていかないといけないと思う」と、分析しながら、「やっぱり、渋谷で百貨店というのは(もう)ちょっと、違うのかもしれませんね」とも訴えた。



