歌手麻倉未稀(66)が1日、都内で行われた乳がん啓発イベント「ピンクリボンフェスティバル2026オープニングナイト」に出席した。
デビュー45周年を迎える麻倉は、発見のきっかけについて「17年にバラエティー番組に出演したときに、健康診断で乳がんが発覚して、その後すぐに検診で『乳がんですよ』っていう告知を受けた」と振り返った。「番組がなければ、私、もしかしたらもうちょっと進行してたかもしれない」と明かした。
当時は「疲れたときにちょっとつっぱるなって思って、触診してみたんですけど、多分触り方が下手だったんだと思う。左もあるんだけど、右も同じような感じだなと思って。やっぱり知らないって、病気を見逃してしまうケースがあるんだなって思いました」と話した。
告知を受けた際に真っ先に考えたのは仕事だった。「通常だと『自分の命ってどうなるんだろう』って思うじゃないですか。それが私の場合は『仕事はどうなるんだろう?』って。仕事を続けられるのかっていうことが一番、私にとって重要なことだった」と語った。
手術後も歌手としての復帰を目指した。「主治医がスパルタで、『術後3日したら歌えるわよ』って言われて。翌日の回診から『歌ってみた?』って。先生方が何人かいらっしゃる中で歌わされたんです」と笑った。
乳がんを経験したことで「本当に歌がうまくなったんです笑。私、本当にこれキャンサーギフトだなと思ってる」とし、術後3週間で復帰ライブを行った際、「まだ傷口が痛かったんですけど、リハーサルで痛くない場所を探して、そこから呼吸を入れてみたら、ボイトレの先生がおっしゃっていた呼吸の入り口だったんだって発見されて。自然に肩の力が抜けるので、ポーンと声が何の力みもなく出ちゃう」と、乳がんをきっかけに歌い方が変わったことを明かした。
この日はトークのほか、代表曲「HERO」、新曲「My Soul」など全4曲を披露した。
麻倉は17年にテレビ番組で乳がんが発覚し、全摘手術を受けるも奇跡的な回復を見せて、術後3週間でステージに復帰。音楽活動とがんの啓発活動を両立している。



