上沼恵美子(71)が5日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」に生出演。約45年前、大阪・新歌舞伎座の舞台で故田村正和さんと共演した際のエピソードを振り返った。

当時共演していた女優が田村さんに恋心を抱き、上沼の部屋へ相談に訪れたという。「本気で田村さんのことを好きになった。泣きながら、私の部屋に来た。『どうしよう』。きれいな人よ。中日が過ぎたあたり、好きすぎて泣くの。私の前で」と回想した。

「普通の人だったら、座長ですごい方なので、やめときって言うでしょう」としながらも、「私、けしかけてん」と告白。「楽しみがなかってん」と理由を明かし、田村さんが宿泊していたホテルを教えて「夜、そこにしのんでいきなさい」と勧めたという。

その後、女優は部屋番号も自ら調べ上げ、上沼に「今晩、実行します」と宣言。上沼は「もう次の日、ウキウキで新歌舞伎座にスキップして行ったもん」と、報告を心待ちにしていたことを明かして笑わせた。

女優は田村さんの部屋の前で待ち、戻ってきた田村さんに思いを伝えたという。上沼は「好きになってどうしようもないって言って、泣きじゃくれ」と助言していたが、田村さんは「分かったけど、もうお帰りなさい。明日、芝居、頑張りましょう」と女優の肩に手を置いただけだったという。

上沼は「かっこええやろ」と、その対応を称賛。「いやらしい俳優だったら一晩ぐらいええかって思うやろ」と語った。