6連覇を目指す藤井聡太竜王(名人・王位・棋聖・棋王・王将=23)が棋聖戦5番勝負に続いて服部慎一郎七段(27)の挑戦を受ける、将棋の第39期竜王戦7番勝負第1局が9日からの2日制で東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で行われる。8日、両対局者は前日検分をこなした後、同じ渋谷にある「セルリアンタワー東急ホテル」で開催された前夜祭に出席した。
今年6~7月の棋聖戦では、藤井がいずれも中盤で引き離して3連勝とストレートで防衛。7連覇を果たした。竜王戦は今年最後のタイトル防衛戦。9月12日にJT杯2回戦(熊本県益城町)で八代弥八段に敗れて以来の対局となる。
「ここに来ると竜王戦が開幕するんだと、身の引き締まる思いでいます。服部七段と今回、竜王戦というすばらしい舞台で対戦できるのを非常に楽しみに思っています。明日から2日間一手一手深く考えて、難解な中、終盤が続くような熱戦をお見せできるように頑張りたいと思います。ハロウィンのおやつの新作を毎年ご用意いただいておりまして、今年もそちらも非常に楽しみにしております」と話した。
対する服部は竜王戦初登場。「タイトル戦はあこがれの舞台であり、その夢のような場所に2回も立てていることを大変うれしく思っています。初めての2日制の対局で、2日間将棋に没頭できることをうれしく思っています。先ほど検分で初めて能楽堂を訪れました。神聖な舞台で、改めてこのような場所で将棋を指せることに感激しております。明日からはこの舞台に合うような熱のこもった将棋を指したいと思っております」と、大舞台に立てる喜びをかみしめながら決意を述べていた。

