初防衛を目指す一力遼王座(天元=29)が福岡航太朗本因坊(20)の挑戦を受ける、囲碁の第74期王座戦挑戦手合5番勝負第2局が4日、神奈川県秦野市「陣屋」で打たれた。対局は午後5時40分、186手までで福岡が白(後手)番中押し勝ち。初登場の王座戦で連勝し、一力をかど番に追い込んだ。福岡は7大タイトル戦初登場となった今年5~7月の第81期本因坊戦で一力を3勝2敗で下し、史上最年少の20歳6カ月で本因坊を獲得した。

対する一力は10月29日、名人戦最終第7局(静岡県伊豆市「坂聖・玉樟園」)で芝野虎丸棋聖(十段=26)に敗れて名人を失った。今年早々は5冠を保持していたが、棋聖、本因坊、名人と失い、今や王座のタイトルも危うい。

福岡が一気に2冠となるか。一力が踏ん張るか。第3局は6日、「陣屋」で行われる。