日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事は28日、大阪・難波駅前ロータリーで街頭演説を行い、「希望の党」代表の小池百合子東京都知事のもとへ合流すべく、民進党の前原誠司代表が公認内定をすべて取り消した流れを受け「小池バズーカが、ついに民進党を吹き飛ばした」と表現した。
松井氏は、小池氏の「希望-」については「我々が6年、大阪でやってきた身を削る改革。これを参考にしていただいている」と理解を示しているものの、「しがらみ政治の象徴」と位置づける民進党とは正反対の立場にある。
なりふり構わぬ“解党”作戦で、小池氏のもとへ参集しようとする民進党には「野合、談合、選挙互助会の民進党の正体が、今日、ようやく明らかになった。解党して自由に参加、なんて、あり得ない」と痛烈に批判した。
松井氏からすれば、小池氏とは方向性が同じでも、今後、民進党と合流するとなれば「それでは(希望-も)しがらみがありすぎて、断ち切ったとは言えない。言葉倒れだ」と言い、小池氏の言う「改革」も不可能と指摘した。
さらに、小池氏には「小池さんが我々(の改革を)勉強され、参考にされたように、今度は僕たちが、小池さんがどう判断されるか、本気で(改革を)やる気があるのか、本物かどうかを見ていきたい」と言い、今後の動きを見極めつつ、連携も含めた対応を検討するとした。
一方で、「小池バズーカ」の破壊力には「東京ではすでにびびってしまったというか、残念ながら、維新の候補者の中にも下を向いている議員もいる。そらそうですよ、小池バズーカで民進党と、日本のこころっていう政党がなくなった」と言い、その勢いには感服した。
また、盟友の橋下徹前大阪市長の政界再参戦については「無責任なコメンテーターの立場を楽しんでますから、まったくありません。東京都知事(選)の話も、あれもまたワイドショーの視聴率かせぎ。この選挙に(橋下氏が)関与することは100%ありません」と完全否定した。

