大阪府の吉村洋文知事(45)が30日、読売テレビ「あさパラ!」(土曜午前9時25分)に生出演した。

2月7日が期限の新型コロナウイルス緊急事態宣言の解除可否について「来週初めまでの感染者の状況を見て判断したいと思います」とした。

政府内では、延長は不可避との見方が強まっている。吉村知事は「感染拡大を抑える効果と一緒に、飲食店とかいろんな人にものすごい負担、犠牲をお願いして成り立っているのを考えなきゃいけない。そこにも生活、暮らしがあるし命がある」と説明。その上で「きちんと期限を決めたのであればその期限に集中して短期間でぐっとやるのが本来あるべき姿。一定の基準に満たすのであれば解除するべき」と述べた。大阪については「週明けの数字を見て判断したい」とした。

また、緊急事態宣言下で、自民党の松本純国対委員長代理(70)と公明党の遠山清彦幹事長代理(51)が銀座のクラブをはしごしていたことが発覚し、29日にそれぞれが党の役職を辞任した。

過去に国会議員を2年間務めた吉村知事は、司会のハイヒールリンゴ(59)から「(国会議員は)みなさん、銀座好き?」と聞かれると、「人によると思いますね」と返答。「でも、時期的に今はやっぱりおかしいでしょうっていう。想像力のなさっていうか、国民にお願いしている側が今これをするかっていうところに僕も不安を感じますね」と話した。