東京都文京区の東京大学前の路上で、大学入学共通テストの受験生ら3人が刃物で襲われ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された少年が通う名古屋市内の私立高校が16日、「本校在籍生徒が事件に関わり、学校としておわびします」とコメントを出して謝罪した。
東大志望だった容疑者が学業成績の伸び悩みを理由とする供述をしていることなどから「身勝手な行動。勉学だけが学校生活のすべてではないというメッセージを、授業の場のみならず、さまざまな自主活動を通じて、発信してきた。ところが、昨今のコロナ禍の中で、学校行事の大部分が中止となったこともあり、学校からメッセージが届かず、正反対の受け止めをしている生徒がいることが分かりました。これは私たち教職員にとっても反省すべき点です」と受け止めた。
名古屋市内の自宅では警視庁による、のべ9人での家宅捜索が行われた。少年の父親も弁護士を通じて謝罪文を発表し、「被害に遭われましたご本人様には、心より申し訳なくおわび申し上げます。現在、警察の捜査段階で、私どもが行動することを控えるよう言われており、被害者様へのおわびにもお伺いできず心苦しい限りです」などと記した。【鎌田直秀】

