2022年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「戦」に決まり、日本漢字能力検定協会が12日、京都市東山区の清水寺で発表された。応募総数22万3768票から1万804票(4・83%)を集めての1位となった。

森清範貫主が、縦1・5メートル、横1・3メートルの特大和紙に揮毫(きごう)した。ロシアによるウクライナ侵攻や北朝鮮の相次ぐミサイル発射などにより「戦」争を意識した年だったことが投票に影響を及ぼした。また新型コロナウイルスや円安・物価高など身近な生活での「戦」い、さらにサッカーW杯や北京五輪での熱「戦」やエンゼルス大谷翔平やロッテ佐々木朗希ら記録に挑「戦」したことも投票理由に見られた。

「戦」は米中枢同時テロや、米国によるアフガニスタン侵攻などが発生した2001年以来2度目となった。

「今年の漢字」は28回目。協会のウェブサイトなどで募集し、最も応募の多かった字を選ぶ。東京オリンピック(五輪)イヤーだった昨年の1位は、1万422票を集めた「金」だった。