元「応援団長」の自民党・長島昭久衆院議員(61)が母校の107年ぶり優勝の歓喜に浸った。慶応高で応援指導部主将、慶応大で応援指導部リーダー長を務めた長島氏は「歴史的な瞬間に立ち会えた。先頭打者ホームラン、投げては先発鈴木君、リリーフした小宅君の投手陣も良かった」と勝利をかみしめた。

慶応高時代に応援を率いたが「僕らの頃は神奈川県予選で1回戦負けを続けてきたので隔世の感があるし、信じられない思い」と21日には準決勝の土浦日大戦に駆けつけた。「母校の応援で甲子園に行ったのは初めて」とOBらとともに声をからした。試合前には「春の大会でタイブレークで負けた、あのリベンジを、ぜひ果たしてもらいたい」と期待を寄せたが「これほど快勝を飾るとは思わなかった」と後輩たちの活躍ぶりをたたえた。

慶大時代は神宮球場で六大学野球「慶早戦」の大応援団を指揮した。ネット上では大応援団がスタンドから得点機に大合唱する応援歌「若き血」が話題となっているが、「いまだに若き血を含めて応援歌は何十曲も歌える」と豪語。「応援が良かった、と言ってもらえるのはうれしい限り。感無量です」と、高校時代は「出ると負け」を味わった元「応援団長」は口元を大きく緩めた。【大上悟】