東京都の小池百合子知事は9日の定例会見で、今月5日から6日にかけて東京都心で「大雪警報」が出るほどの降雪となった際、都内の首都高速道路が予防的通行止めとなり、除雪などで全面解除まで約53時間を要したことについて、検証の上で改善点の検討を行う考えを明らかにした。
小池氏は4日から8日までオーストラリア、台湾を訪問しており降雪時には日本を不在にしていたが、情報を得ながら現地から指示をしていたという。「首都高の多くの路線で予防的通行止めを行い、大規模な車両停滞や滞留を防ぐことができた」と、一定の効果を認めつつ「通行止め解除まで2日以上を要したことについて、一連の対応は検証もし、改善点の検討もしていきたい」と述べた。
一方で、「ゆりかもめ」の車両が雪の影響で立ち往生し、乗客が降りて駅まで歩く事態になったことについては「残念ながら立ち往生となり、徒歩で避難していただいた方に大変なご苦労をおかけした」と述べた。「幸い、けが人や体調不良の方はでなかったということだが、こちらも検証し、再発防止に向けて万全の対策を出すよう指示をしている」とも話した。
その上で「予防的に(交通を)止めるという点についてこの数年、方法については都民のみなさん方の理解もいただけてきていると思うが、あらためて検証し、より改善する点があるのか整理をしていきたい」とも話した。

