プロ野球ヤクルトなどで活躍したタレント長嶋一茂(58)は29日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、本拠地開幕戦に「2番DH」で出場し2安打を放ったドジャース大谷翔平投手(29)について、思いやるように心境を語った。

大谷はこの日3打数2安打で本拠地開幕戦の勝利に貢献。ドジャースはベッツ、フリーマンが本塁打を放つなどし、カージナルスに7-1で快勝した。一方で、「相棒」でもあった通訳の水原一平氏が違法スポーツ賭博問題で解雇され、大谷はこれまでとは異なる環境でのシーズンスタートとなっている。

一茂は「集中して、オンシーズンまっしぐらで、今年は前人未到の50-50を狙ってほしい」と今シーズンの大記録への期待を示した上で、水原氏の問題に言及。「違法賭博の件ですが、(捜査の)進捗(しんちょく)状況を事細かく(メディアに)広報する必要はまったくない」と私見を述べた上で「(大谷の)会見の時もしゃべれないこともいくつかあって、それが物議をかもすというか、いろんなところで臆測が飛んでいるが、本人も代理人に任せている部分もあるでしょうし、捜査機関も動きだしているでしょうから、それはそちらに任せればいいのではないか」と指摘した。

「とにかく野球に集中してほしいし、我々もそこだけ見ていたい」とも語った。