「青汁王子」こと実業家三崎優太氏が29日までにX(旧ツイッター)を更新。小林製薬の「紅麹」サプリメントの健康被害に関する問題をめぐり、報道の影響力について言及した。

三崎氏は「小林製薬のサプリで大問題が起こると、ニュースはあっという間に騒ぎ立てるけど」と書き出し「ワクチンで問題があっても、その扱いは全然違う」と記述。「民間企業の問題はすぐに大きく取り上げられる一方で、ワクチン関連の死亡事例はほとんど目立たない。報道の影響力がどれだけ大きいかを改めて感じさせるよね」とポストした。

小林製薬は29日、販売するサプリ「紅麹(べにこうじ)コレステヘルプ」を摂取したとみられる1人の死亡を新たに確認したと発表した。サプリとの関連が疑われる死者は計5人となった。小林製薬は22日に、サプリを摂取した人に腎疾患などの症状が発生していると発表。原因は不明で、想定と異なるカビ由来の成分といった可能性が指摘されている。