プロ野球ヤクルトなどで活躍したタレント長嶋一茂(58)は26日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、打撃好調なドジャース大谷翔平投手(29)について言及した。

大谷はこの日出場したナショナルズ戦こそ4打数無安打で連続安打が9試合でストップしたが、打撃が絶好調。4月だけで12本の二塁打を放ち、2022年9月の自己最多9本を更新する二塁打の量産ぶりをはじめ、打率、安打、長打、塁打、長打率、OPS(出塁率+長打率)の打撃7部門でリーグトップとなるなど、チームの勝利に貢献し続けている。

一茂はそんな大谷について「すごいね。すでに7冠。(エンゼルス時代と)リーグが変わったので、対戦するピッチャーや球場の雰囲気を含め、慣れるまで数カ月くらいかかったりするのかなと、勝手に思っていた。まだ4月で、(打率)3割いくかいかないかの感覚かなと思ったら、全然違う。すごいよね」と「すごい」を連発しながらたたえた。

一茂は特に、23日(日本時間24日)のナショナルズ戦で放った6号ホームランを絶賛。打球速度が約191キロに及んだことに触れ「今のところの野球人生の中で、1番か2番の当たりじゃない?」と評価した。

その上で「(昨年ひじの)けがをして手術しているのを忘れているし、水原君の問題も僕らは忘れちゃっている。インタビュアーの人は(大谷に水原一平元通訳について)聞いていたけれど、そんなものを払拭(ふっしょく)するくらいの活躍。すごいね」と指摘。大谷の銀行口座から24億円あまりを不正送金し、銀行詐欺容疑で訴追された元通訳、水原一平容疑者の問題の影響を感じさせない活躍ぶりに、最後まで「すごい」を口にしていた。