20日の参院選で自民党が大敗したことをめぐり、退陣要求が強まっている石破茂首相に対し、X(旧ツイッター)などで、首相の進退に関連する言葉が、続々とトレンド入りした。「石破首相」「退陣報道」「続投意欲」「私の出処進退」「退陣表明」「退陣否定」「辞任報道」など、石破首相の関連ワードに加え、「#石破辞めるな」という言葉もトレンドになった。
石破首相をめぐっては、参院選の大敗を受けて退陣する意向を固め、7月中にも表明するとこの日、一部で報じられたが、石破首相は午後3時20分ごろ自民党本部で、歴代首相経験者との会談後に取材に応じた際、「私の出処進退につきましては(会談で)一切、話は出ておりません。一部にそのような報道がございますが、私はそのような発言をしたことは1度もございません」と、強い調子で否定し、あらためて続投に意欲を示した。
SNSには、石破首相の続投意欲を踏まえて「ある意味すごいな。どこまで居座るのか?」「往生際悪すぎ!」「これで自民党は完全に終わった」「まあさすがに『こんな場で言う事ではない』ってだけやと思う」「ほんの数時間前の報道は飛ばし!?晩節を汚しまくってるな」など、批判的なコメントが多く寄せられている。
一方「石破辞めるな」のハッシュタグが付いた投稿には「石破首相に辞められると日本がめちゃくちゃになります。どうか石破首相、頑張ってください」「石破は政治家としての思想、政策では全然支持しないけど、近年の自民党政治家の中では最後の良心ってくらいまとも」「石破は辞めないで衆議院解散して欲しい。確実に自民党が崩壊するからね」「自民党の議員や党員にとっては信じられないかもしれないけど、現状、石破が首相であることは日本の最大の国益と言えると思う」「自民党は支持しません でも石破さんが辞めて高市政権になったら参政党と自民党が組んで大変なことになるので戦略的石破やめるなを発動します」などのコメントが寄せられている。
ただ自民党では、参院選大敗の責任をめぐり石破首相の求心力は急速に低下している。所属国会議員のほか、地方組織から相次いで退陣要求が噴出しており、首相の足元が揺らいでいることには変わりない。

