小泉進次郎農相は4日の衆院予算委員会で、米政府との間で合意したトランプ関税交渉をめぐり、日本の農業は犠牲になっていないかと問われ「仮に農業が犠牲になっているような交渉としたら、隣の赤沢(亮正・経済再生担当相)大臣と和やかにお話しすることはありません」と強調した。

「まさに今回の交渉は、最初から赤沢大臣はじめチームのみなさんが、農業を犠牲にするような交渉はしないということを、有言実行していただいたととらえている」と述べた。

自民党の山下貴司元法相の質問に答えた。

進次郎氏はまた「テレビを見たりラジオを聴いている米の生産者のみなさんには、新たな海外からのコメの流入はない、ミニマムアクセス米の枠内で対応する、食用用米としても入ってこない、こういったことで安心をいただきたい」と、生産者にも呼び掛けた。

「関税とか合意を超えて、民間の取引の中では、高い関税を払ってでも国産米が高いことを受けて、アメリカや海外から相当、(日本への)コメの流入が進んでいる。一方で、備蓄米放出によって、最近では大手スーパーがカリフォルニア米を値下げをしないと売れない。こういった状況は間違いなく、一定の価格を抑えたことによる海外のコメの流入を食い止めていると思う」と、自身が進めた備蓄米放出の効果を主張。「コメの生産者のみなさんが最も懸念するのは、さらに海外米が入ってくるのではないかということ。こういうことを、今回の関税交渉でのアメリカとの合意、それに加えてあらゆる農水省の政策としても、しっかり取り組んでいく」とも訴えた。