自民党総裁選(4日投開票)に立候補している小泉進次郎農相(44)が、2日配信のABEMA報道番組「Abema Prime」に生出演。昨年の総裁選で推進の立場を取った「選択的夫婦別姓」について今回は「トーンダウンしている」との指摘に対して釈明した。
番組は、小泉氏の他、総裁選に立候補している小林鷹之・元経済安保担当相(50)、茂木敏充前幹事長(69)、林芳正官房長官(64)、高市早苗・前経済安保担当相(64)が出演し、期間中最後となる5人での討論会と紹介された。
序盤で「保守とは何か」を議題とする中、NO YOUTH JAPAN代表理事の能條桃子氏が、「選択的夫婦別姓や同性婚だったり、世論調査を見たら、大多数が賛成となっていたり、賛成の方が多い。自民党支持者の中でも賛成の方が多くなっているにもかかわらず、ずっと反対して実現しないでいる。という意味では本来は自民党は保守的なままなように見えている」と指摘。「小泉進次郎さんだけが、賛成を表明したこともあると思っているんですけど、前回の総裁選より今回、トーンダウンしているように見えるんですけど、いかがですか」と質問した。
小泉氏は「これは去年の総裁選で、私は選択的夫婦別姓の方を訴えたんですよね」と認めた上で「あの総裁選以降、何が起きたか、というと、自民党の中でワーキングチームができて、議論を徹底して行われました。だけど自民党の中で結論が出ませんでした。野党も1つにならなかったんです」と経緯を説明。「なので、この家族間、夫婦の形、こういったものについては、より国民の理解、そして超党派でのコンセンサスを作っていかないといけない、という中で、引き続きの努力が必要」との持論を示した。
さらに「一方で、去年と全く違う状況は、自民党がこれをやりたい、ということは通らない。少数与党の中で、野党との協力のもとじゃないと、予算も法律も通らない」と訴えると「こういった状況の中で、じゃあ国民の皆さんは今の政治に、自民党に、何を求めているの? と言うと、やはり物価高対策など、目の前のことを進めてもらいたい。その時に、やはり政治というのは、今、何に対して政治のエネルギーを優先順位を付けて発揮していくか。こういった中で、説明させてもらってます」と語った。
続いて茂木氏も「確かに小泉さんおっしゃるように、結論が出ない問題について無理やり結論を出す、これは自民党の伝統ではないと思っている。喧々諤々の議論をして、小異を残して大同に付く、そういったことは必要なんですけど、真っ二つに意見が分かれている、ということに性急に結論を出すことについては疑問があると思ってます」と同調した。

