テレビ朝日政治部官邸キャップの千々岩森生記者は1日、テレビ朝日系「ワイド!スクランブル サタデー」(土曜午前11時30分)に、韓国・慶州から中継で出演。高市早苗首相が出席しているAPEC首脳会議に合わせて10月31日、中国の習近平国家主席と行った日中首脳会談の印象についてコメントした。

高市首相は会談後のX(旧ツイッター)投稿に、習氏との会談について「懸案や意見の相違があるからこそ、私達が直接、率直に対話することの重要性を申し述べました」とした上で「様々な懸案を伝えるとともに、協力の可能性についても議論しました。今後も、邦人の安全と地域の平和のために、習主席としっかり対話を重ねていく考えです」と記し、ともに笑顔は見せずに握手をする自身と習氏の写真を投稿。会談冒頭では「日中間にはさまざまな懸案と課題もあるが、それらを減らし、理解と協力を増やし、具体的な成果を出していきたい」とした上で「私は信念と実行力を政治信条としてきた。率直に対話を重ね、首脳同士の関係も深めていきたい」と習氏に呼びかけた。

東京のスタジオから、現地で取材した日中首脳会談の印象について問われた千々岩記者は、「お互いの主張をぶつけ合った、というのが正確なところ」とした上で、「よく、高市首相は安倍晋三元総理のカラーと似ているという言い方をされるが、出席者を取材すると、安倍総理が初めて習近平主席と会談した時は、本当に厳しかったと。それと比べると、今回は全然いいという見方をしていた」と明かした。

その上で、会談時の、高市首相の習氏との握手の仕方が「気になった」と言及。「握手の時に、腕を結構伸ばすんですね。腕を伸ばしてガッと力を入れ、相手との距離をつくる握手の仕方なんです。力を入れるのは、よく相手の首脳によってはぐっと引っ張る人もいて、(自身が)相手の方によろけることもあるので、それを防ぐために、胸も張り、相手のペースにのまれないような握手の仕方を、あえてしていたな、という印象です」と語った。

また、高市首相が会談に先立ち自身のXに投稿した、控室での習氏とのツーショット写真にも言及。「習主席は表情が柔らかい。もしかしたら、カメラに撮影されることを意識せず、素の表情が出たのかなという印象も受けた」とも口にしていた。