藤井聡太王将(竜王・名人・王位・棋聖・棋王=23)が昨年に続いて永瀬拓矢九段(33)の挑戦を受ける、将棋のALSOK杯第75期王将戦7番勝負第1局が11日午前9時からの2日制で静岡県掛川市「掛川城二の丸茶室」で開幕する。2年連続3回目の王将戦登場となる永瀬は午前8時40分ごろ、先に入室した。対する藤井は午前8時48分に入室。手提げ袋から扇子、デジタル時計、汗ふきシート、ハンカチの4点セットを取り出して所定の位置に置くと、気息を整えて駒を並べ始めた。先手後手を決める振り駒は、と金が3枚出て、永瀬が先手と決まった。
両者の振り駒で先手を引き当てる確率は、藤井が公式戦で323局のうち158回(約49%)、タイトル戦の第1局は34局のうち21回(約62%)。挑戦者の永瀬は533局のうち278回(約52%)、タイトル戦第1局は16局のうち11回(約69%)。データ上、確率の高い永瀬が先手を引き当てた。

