あさって7日に盛岡で行われるせきれい賞(M2、芝2400メートル)の登録馬で目を引いたのは大井のマンダリンヒーロー(牡4、藤田)だろう。地方馬で初の米国遠征となった昨年のサンタアニタダービー2着が記憶に新しいが、ここにきて芝に矛先を向けてきた。藤田師に聞くと「もとから言われていて」とのこと。早くから「芝馬だね」との評価もあったという。「いろいろ乗り越えなければいけないものもあるんですけど、楽しみですね」。今回は芝だけでなく距離も初めて。それでも不安より期待の方が大きいようだ。
父のシャンハイボビーはダートで8戦6勝。米国での現役時代に芝経験はないが、種牡馬となってからは南米での産駒に芝の活躍馬も出ているほか、日本での産駒に盛岡の芝でジュニアGP2着、オパールC2着と好走した船橋のナイトオブバンドもいる。加えて母の父はフジキセキ。これは血統的にも芝が合うということか。南関東からは連覇を狙う大井のヴィゴーレ、一昨年にレコードで制した船橋のアトミックフォースも登録。ここでコース実績十分の相手を脅かすことができれば、今後の選択肢も広がりそうだ。【牛山基康】



