1日に行われた東京シンデレラマイルトライアルは直線で抜け出したミルニュイ(牝5、田中人)が2着に2馬身差で快勝。田中正人調教師(45)は「初重賞よろしくお願いします」と導いた本田正騎手に同舞台で争われる本番の東京シンデレラマイル(S3、1600メートル、30日=大井)での勝利も託していた。

この夏は他地区に遠征。金沢の読売レディス杯、名古屋の秋桜賞を転戦した。5、4着に敗れたが「強い相手とやってきたのが今回に出ている感じですね」と師。中団から脚を伸ばす進境も見せた。「前は逃げないと全然だったから…。他場を回って(砂を)かぶるようになったら競馬できるようになったので」。なぜか遠征の2戦だけスタートダッシュが鈍かったが、それが転機になったという。騎乗した本田正騎手も「かぶる競馬をして、その方がいいんじゃないかという話になって」。すぐに結果に表れたというわけだ。

金沢の戦前から「重賞を取りたいです」と話していた師。初出走から8年半、勝機到来か。【牛山基康】