ダービー馬ドウデュース(牡3、友道)がジャパンC(G1、芝2400メートル、27日=東京)を見送り、来春のドバイターフ(G1、芝1800メートル、3月25日=メイダン)を大目標にすることが決まった。

管理する友道康夫調教師(59)が3日、発表した。秋には凱旋門賞への再挑戦も視野に入れる。

凱旋門賞で19着に敗れた後は帰国後の検疫を終え、栗東近郊のノーザンファームで調整されている。友道師は「1週間ほど楽をさせて、ジャパンCを視野に牧場で乗ってもらっていましたが、もう少し時間が欲しいという感じです。どこか悪いというわけではありません。ただ、ダービー馬でもありますし、中途半端な状態では出せないということです」と説明した。

今後はドバイ遠征を目指してローテーションが組まれる。「当面の目標として、ドバイターフを考えています。そして、秋にチャンスがあればもう1度、凱旋門賞に使えればと思っています」と見通しを示した。