復権を期し臨んだ3冠牝馬デアリングタクト(牝5、杉山晴)は1、2着と並ぶ上がり最速の豪脚で追い込むも4着。直線に向き、幾度となく前がふさがるロスがありながらも諦めずに走り抜いた。

マーカンド騎手は「前が開かなかった、そこに尽きる。(ラストで)入りかけたところで締まってしまい、外に切り替えざるを得なかった。素晴らしい牝馬ですね」と悔しさをにじませながらも高い能力を絶賛した。