雨が降ったりやんだり。朝5時半の開門直後は一時的に土砂降りとなりました。水曜は追い切り日。バシャバシャと蹄音を立てながら馬たちがダート、芝を駆けていました。

札幌に滞在する唯一のG1馬、ウインマリリンには先週に続いて松岡騎手が騎乗。来週に迫った札幌記念に向けて、1週前追い切りを行いました。併せ馬での追走遅れでしたが、時計的には5ハロン61秒6-11秒7としっかり負荷がかけられています。今年はドバイシーマC6着から約5カ月の間隔が空いた一戦でもあります。昨年は大阪杯16着、宝塚記念7着、札幌記念3着、エリザベス女王杯2着、そして香港ヴァーズで悲願のG1初制覇。段階的に調子を上げていく馬だけに、この休み明けがポイントとなってきそうです。

2週続けて騎乗した鞍上は「体のバランスは先週より良くて、起きて走れるようになってきましたね。問題は息づかい。たたいて良くなるタイプなので。メンバーが強くて大きなことは言えないけど、態勢は整ってきました」と良化を感じ取っています。6歳を迎えて瞬発的な反応が鈍くなってきてはいるそうですが、先を見据えつつ馬を仕上げていることがうかがえます。

話は流れて、デビュー予定の新馬戦の話へ。近々、新潟でお披露目されるオーヴァーザトップ(牡2、父アドマイヤムーン、伊藤伸)の名前は覚えておいた方がいいかもしれません。松岡騎手が「この馬、走るよ」と猛プッシュする1頭です。

松岡騎手×伊藤伸厩舎の新馬勝ちといえば、今週のコスモス賞に出走するコスモディナーの12番人気Vが記憶に新しいところ。同騎手は日頃から「馬作りに関しては職人でありたい」と、時間をかけて1頭に向き合います。そんな人からおすすめされたのだから、忘れるわけにはいきません。ちなみに先週、美浦ウッドで人馬はラスト11秒5をマーク。調整も順調のようです。北からのプチ馬券情報として、みなさんも頭に片隅に留めておいていただければと思います。