2番人気マコトロクサノホコが直線で抜け出し、重賞初制覇を飾った。時計は1分50秒9(不良)。本田正重騎手(36)、川島正一調教師(55)とも東京湾カップは初制覇となった。

出負け気味のスタートで序盤は後方3番手。そこから徐々にポジションを上げ、3角過ぎでは5番手まで進出した。直線では前を行くライバルの外から鋭い脚を発揮。前走で先着を許したシシュフォスも捉え、最後は2馬身半差の完勝だった。本田正騎手は「前回は負けたけど展開のアヤもあったし、逆転もできると。間隔が空いていて進んでいかなかったけど、慌ててもしょうがない。馬を信じて乗りました」。東京ダービーの権利を得て、「距離はまったく問題ないですね」と感触を伝える。川島正一師は「プラス9キロで欲しかった体重。馬の張りも変わったね」と納得の表情。次走については「オーナーとじっくり相談して」としたが、可能性の広がる勝利となった。【渡辺嘉朗】

◆マコトロクサノホコ ▽父 トゥザワールド▽母 マコトジョワイユー(フジキセキ)▽牡3▽馬主 (株)ディアマント▽調教師 川島正一(船橋)▽生産者 出口繁夫(北海道様似町)▽戦績 12戦4勝(うち中央1戦0勝)▽総獲得賞金 3163万5000円(うち中央0円)▽馬名の由来 冠名+石上神社に伝わる七支刀の別名

<シシュフォス=2着>森騎手 調子は良かった。敗因を挙げるとすれば時計がかかるような重い馬場にはあまり適性がないですね。もうちょっと軽い馬場の方がいいと思う。

<コルベット=3着>矢野騎手 まだ腰の甘いところはあるけど、気分よく運べて、この馬らしい競馬ができたと思う。もう1段上がりそうな気はします。

<オーウェル=4着>西騎手 相手なりというか、馬混みで集中して走れていた。距離も持ちそう、直線の長いコースの方がいい。

<クリコマ=5着>山崎騎手 極端な競馬になってしまうけど、しまいは切れますね。もうちょっと成長してくれれば。

<クニノトキメキ=6着>今野騎手 流れが速くていいなと思ったけど、このところどうも地元だと進みが悪い。輸送した方が気が入るのかもしれない。