今度は“世界のロードカナロア”だ-。アイルランドのティペラリー競馬場で9日、2歳未勝利戦(芝約1500メートル、出走15頭)を日本生まれのロードカナロア産駒エクスタティック(牝2、A・オブライエン)が制した。
同馬はアイルランドのクールモアグループが所有し、母が世界中のG1競走で活躍したマジックワンドという血統。天才調教師エイダン・オブライエンが管理している。7月18日にレパーズタウン競馬場で走ったデビュー戦は3着に敗れたが、この日は残り200メートルで鞍上のライアン・ムーアがステッキを入れると、一気に加速し、後続を突き放した。勝ちタイムは1分37秒12。
アイリッシュレーシング電子版によると、エイダン・オブライエン調教師は「ライアン(ムーア騎手)は彼女の走りを喜んでいるし、気に入っているんです。初戦に比べると良くなっていて、スピードがないわけではないけど、来年は2000メートルを走れるだろうと考えているようです。素晴らしい血統(スーパーペディグリー)ですよ」と語っている。
欧州では過去にもロードカナロア産駒が活躍しているが、エクスタティックはエイダン・オブライエン厩舎から新たに登場したスターホース候補。同厩舎はこれまでにディープインパクト産駒のサクソンウォリアーやファンシーブルー、スノーフォール、オーギュストロダン、ハーツクライ産駒のコンティニュアスで欧州のクラシック競走を制しており、同様の活躍が期待される1頭だ。

