ケンタッキーダービーでレース当日、直前の馬場状態を読み切って、10番人気◎ミスティックダン(単勝31・3倍)を推した高木一成記者(前東京本紙担当)、通称「ダンディ高木」が凱旋門賞(G1、芝2400メートル、6日=パリロンシャン)的中に燃えている。「思い出すね…、あの日のロンシャン」。伝説のエルコンドルパサー、語り継がれる99年のフランス遠征初戦となったイスパーン賞(2着)を現地取材していたダンディは日本馬、日本人騎手の悲願達成を推すのか、それとも…。「後出し(直前)予想」にご期待ください。
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◎デリウス
○ソジー
▲ルックドゥヴェガ
☆シンエンペラー
△アルリファー
△ブルーストッキング
△ロスアンゼルス
△コンティニュアス
いつもはレース数時間前に出す「後出し予想」なんですけど、この凱旋門賞は日本馬が勝ったときのためにいろいろな準備が必要で忙しくなるので、早めに予想を出すことにしました。どうぞ、ご理解ください。
英インターナショナルS、愛チャンピオンSは欧州のブックメーカーの直前のオッズの変動を見ながら狙いましたが、結果は失敗。やはり競馬は真摯(しんし)に予想しなければ、と痛感しました。
私のフランス取材といえば、99年のイスパーン賞。エルコンドルパサーのフランス遠征の初戦を取材した経験があります。むふふふ。思い出すね、あの日のロンシャン。私も若かったです。
約半年の遠征の末にたどり着いた凱旋門賞でエルコンドルパサーを負かした馬、モンジューは地元フランスのジョン・ハモンド調教師の管理馬でした。モンジューの勝負服を、あの当時の競馬ファンならはっきりと覚えているはずです。青とオレンジの…、マイケル・テイバー氏の勝負服。そう、モンジューはクールモアが所有するフランス調教馬でした。
クールモアといえば、拠点はやはりアイルランドなのですが、グループとしては、欧州各国や北米、オーストラリアなどで馬を所有しています。
おわかりでしょうか。今年の凱旋門賞、エイダン・オブライエン厩舎のロスアンゼルス、コンティニュアス、エイダンの息子ジョセフが管理するアルリファー以外にもう1頭、強烈な“隠れクールモア”がいることを…。
◎デリウスを狙います。20年にタタソールズの12月セールで落札された馬。落札したのはクールモアの首脳の1人、マイケル・ヴィンセント・マグナ-氏でした。デリウスはフランスでファーブル師と双璧をなすルジェ厩舎の管理馬ですが、フランスギャロのホームページを見ればわかるように、オーナーはクールモアです(代表名義はスーザン・マグナ-夫人)。
タタソールズの当該セールでは2番目の高額落札だった良血フランケル産駒。追い切りにまたがったメンディザバル騎手の感触は上々だったようですし、人気面でソジーやルックドゥヴェガより配当的な妙味があります。今年の凱旋門賞、私の狙いは25年前を思い出させるあの馬、“隠れクールモア”の◎デリウスです。エルコンドルパサーに競り勝ったモンジューの再現を期待します。

