日刊スポーツ(西日本版)の紙面で人気のコーナー「俺の秘密兵器」。本命の理由が書き切れなかった馬、本命にはできなかったけど相手に押さえたい馬など、記者のひそかな狙いを伝えます。

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「どちらか1頭のことを言うのは嫌ですが、ただ、2頭とも4着以内に入る可能性が高い、そう言っておきます」。現地メディアで伝えられた名伯楽アンドレ・ファーブルの言葉だ。

凱旋門賞で史上最多の8勝を挙げているファーブル厩舎。今回は3頭出しだが、ここで言っている2頭とはソジーとマルキーズドゥセヴィニエのこと。5歳牝馬、今回がラストランのマルキーズドゥセヴィニエにも十分色気を持っていることがわかる。これが「俺の秘密兵器」だ。

今年に入って、4戦無敗の牝馬。現在、G1・3連勝中の牝馬だが、驚くほど評価が低い。近2戦のロートシルト賞、ジャンロマネ賞は牝馬限定G1で辛勝に見えるかもしれないが、並んだら負けない勝負強さがあって、3走前は牡馬相手にパリロンシャンのG1イスパーン賞を競り勝っている。20年にマイラーのペルシアンキングを3着に好走させたファーブル師。名伯楽が距離克服に手応えをつかんでいるとあれば、相手候補として押さえないわけにはいかないと思う。