絶対王者の貴重な初年度産駒がクラブの1歳募集馬に-。障害競走でG1・9勝を挙げた「絶対王者」オジュウチョウサンの初年度産駒が愛馬会法人「ユニオンオーナーズクラブ」で募集されることがわかった。同クラブが2日、25年度の1歳募集馬を発表している。

出資を募集されるオジュウチョウサン産駒は母ヴェレーナの24(牡1)。ヴェルサイユファームの生産馬で、近親には21年の全日本2歳優駿を制したドライスタウト、現役のサンライズフレイムがいる。預託厩舎は父オジュウチョウサンと同じ美浦の和田正一郎厩舎に決定。すでに和田正一郎調教師(50)、厩舎所属の石神深道騎手(19)も同馬との対面を果たしている。募集総額は1000万円(200口)となっている。

オジュウチョウサンは現在14歳。現役時は石神深一騎手とのコンビでJ・G1を9勝し、絶対王者と呼ばれた。7歳時の18年には平地競走に挑戦。武豊騎手を背にファン投票上位で有馬記念へ参戦(0秒8差9着)し、大きな話題となった。引退後はヴェルサイユリゾートファームで種牡馬入り。顕彰馬選定対象の初年度だった昨年は顕彰馬入りとならなかったものの、多くの票を集めており、対象2年目で顕彰馬入りが期待されている。

初年度産駒はわずか4頭の血統登録のため、貴重な産駒に出資できるチャンスとなる。愛馬会法人「ユニオンオーナーズクラブ」で出資を募集され、クラブ法人「ヒダカブリーダーズユニオン」の所有馬として走る予定。早ければ来年の春に競馬場でデビューすることになる。