春の実績馬か、それとも上昇馬か-。3日間開催の中山月曜メイン、菊花賞トライアルのセントライト記念(G2、芝2200メートル、15日=中山、3着まで優先出走権)へ向けた最終追い切りが10日、東西トレセンで行われた。恒例の「追い斬り激論」では、大阪の下村琴葉(ことは)記者と東京の奥岡幹浩記者が担当。ことは記者は皐月賞馬ミュージアムマイル(牡、高柳大)を推し、奥岡記者はレッドバンデ(牡、大竹)をプッシュした。

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奥岡 まだ残暑厳しいとはいえ、クラシックホースが始動すると秋競馬らしさを強く感じるよね。

ことは 取材のテンションも高まります。

奥岡 3日間開催の月曜のレースということもあり、木曜に追い切る馬も多いけれど、ミュージアムマイルはどうだった?

ことは ゲート練習を金曜に行うため、水曜に追い切りました。坂路でブルーワール(古馬1勝クラス)と併せましたが、道中の手応えは歴然の差。相手がいっぱいに追われる中、馬なりで悠々と登坂し、4ハロン53秒9-12秒1でまとめました。ほどよく前進気勢もあり、活気のある動きでした。

奥岡 馬体面の成長は?

ことは 休養を挟んでひとまわり大きくなり、幅が出てきたように感じます。

奥岡 セントライト記念はダービーからの直行組が過去10年で12連対と強い。

ことは もう1頭の前走ダービー組は、関東馬ファイアンクランツですね。

奥岡 水曜は時計を出さなかった。この日に追い切った馬の中で気になるのはレッドバンデかな。

ことは 6月東京の1勝クラスを快勝。それ以来の3カ月ぶりの実戦ですね。

奥岡 この日はレイククレセント(古馬1勝クラス)と併せて83秒7-11秒4。佐々木騎手は「多少モタモタしたかなというところはあったけれど、動きとしては良かった。乗りやすさもあった」と及第点をつけていた。

ことは 2走前の青葉賞は4着。6月東京の1勝クラスは5馬身差の快勝でした。青葉賞組は勝ち馬エネルジコが新潟記念で2着。3着ゲルチュタールが3勝クラスを制し、5着のアマキヒも2勝クラスで快勝。上位馬はその後、結果を出しています。

奥岡 大竹師も「差のない競馬をした相手がいい結果を出している。変な競馬はできない」と表情を引き締めていた。

ことは 春に重賞で一定の結果を出していることは強調材料ですね。