日本ダービー馬クロワデュノール(牡3、斉藤崇)が、海外重賞初挑戦となった凱旋門賞の前哨戦でしっかりと結果を残した。パリロンシャン競馬場らしい重たい馬場でのタフな競馬となったが、北村友一騎手(38)のエスコートに応えて見事に勝利を飾った。
出走馬唯一のG1馬として、ステップレースとはいえ負けられなかった。好スタートから手綱を抑えて好位4番手の外へ。ゆったりとしたペースのなか、リズムを整えながら追走した。
勝負どころでは、重い馬場をしっかりこなして徐々に加速。ダービー制覇以来の休み明けで、初めて背負う58キロ。実績も能力も断然とはいえ、決して楽ではない条件下でも、やはり日本ダービー馬は強かった。横一線のたたき合いから抜け出したゴール前では、2着ダリズの猛追にあったが、最後は底力でしのいだ。
次に目指すは3週間後の大舞台だ。同じパリロンシャン競馬場で10月5日に開催される凱旋門賞(G1、芝2400メートル)で勝利を目指す。日本競馬の悲願成就へ。大一番に向けて、好スタートを切った。

