今年のマイル路線を占う大事な一戦、東京新聞杯(G3、芝1600メートル、8日)の最終追い切りが4日、東西トレセンで行われた。「追い切り激論」では、明神理浩記者が本格化の気配を漂わせるオフトレイル(牡5、吉村)をイチ押し。下村琴葉(ことは)記者は中間から動きが際立つエルトンバローズ(牡6、杉山晴)の復活があるとみた。

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ことは 厳冬期のG3にマイルCSの3~5着馬が出走してきます。

明神 そこの見極めやろう。3着ウォーターリヒトは去年のこのレースの勝ち馬でもあるから外せん。問題は4着オフトレイルと5着エルトンバローズの2頭。

ことは エルトンバローズが思っていた以上に良くなっていますよ。

明神 3歳の秋以降、勝ってないってのはネック。負けたらあかんメンバーでも取りこぼしとる。

ことは 杉山晴師も最初は「在厩調整で上積みがないと思ってた」そうです。

明神 せやろ。

ことは でも走る馬はやっぱり違います。「2週前の追い切り(1月21日=坂路4ハロン50秒4-12秒0)がびっくりするぐらい動いた。ここにきて良くなっている」と師も見直しています。

明神 どんな追い切りやったん?

ことは 先週の根岸Sに出たエンペラーワケア(6着)を馬なりであおってるんですよ。今週(同54秒1-12秒0=馬なり)も見てください。ゴール前の伸び方がハンパじゃないです。

明神 どれどれ。ほんまやな~。まさにグイ~ンと伸びとる。

ことは マイルCSも去年は5着ですが、一昨年はソウルラッシュの2着。実績的に今回のメンバーなら最上位です。立ち回りも上手な馬で、復活の走りを期待できますよ。

明神 オフトレイルは今年が勝負の年。吉村師は「去年から、今年に本格化すると思っていました。戻ってくるたびに馬体に厚みが出ています」と。430キロでデビューした馬が460キロ台まで増えとる。今週の坂路はいつもと同じで、上がり重点に4ハロン53秒6-12秒2。エルトンに負けず劣らずパワフルやった。

ことは 中間の追い切り本数が前走より少なくないですか?

明神 ええとこに気付いた。トレセンに入るための検疫馬房がいっぱいで1週間、戻るのが遅くなったせいや。けど、牧場でその分の時計を出しとるらしいから問題あらへん。

ことは 中波乱のレース傾向が気になりますが、そろって消えることはなさそうですね。

明神 そう願いたいね。