きさらぎ賞を制したゾロアストロ(牡、宮田)が2日、皐月賞(G1、芝2000メートル、19日=中山)へ向け2週前追い切りを行った。

杉原騎手(レースは岩田望騎手)を背に美浦ウッドで6ハロン82秒5-11秒4(馬なり)。相手のロジシルバー(古馬3勝クラス)を5馬身半追走し楽に併入した。不良馬場をものともせず、この馬らしいパワフルなかき込み。エネルギッシュな走りで好調をアピールした。宮田師は「1段負荷を強めて予定通りの時計でこなせました。先週から立ち上げて馬体のシルエットも変わらずに来ています。ジョッキーはキャンターやダクなど、いいと時はもう少し力強く踏めると言っていたのでこの1本で伴ってくれば」とさらなる良化を求めた。

師が昨年6月のデビュー前から大きな期待を寄せていた1頭。当時から2歳馬らしからぬ質の高いフットワークが目を引いた。レース経験を重ねながら成長を遂げ、安定して力を出せるようになってきた。師は「前走は輸送も克服して内容のある勝ち方ができました。距離、コースは大丈夫。今年は大本命馬がいないですからね。十分チャンスがあると思っています」と厩舎初となるクラシック制覇へ意欲を示す。